Serato DJソフトのキャリブレーションとは!

デッキキャリブレーション(CD/Vinylのみ)

 

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Serato DJのキャリブレーションto DJのキャリブレーション

Serato DJはアナログ信号で制御されているため、ソフトウェアが解釈するまで信号の状態が何であるかという保証はありません。そのため、Serato DJは広範囲の信号を処理し、最適な状態で使用できるよう設定する必要があります。キャリブレーションは、ソフトウェアを状態に合わせて設定するものです。Serato DJのVinylおよびCD のユーザーにとって、キャリブレーションは同様に重要なものです。

Serato DJ制御Vinylには2つの部分があります。1つは方向性トーン、もう1つはNoiseMap™です。制御Vinylの再生時、方向性トーンは1 kHzのトーンです。ノイズマップは、トーンの一番上のランダムノイズのように聞こえます。

方向性トーンはレコードの現在の速度と方向を示し、ノイズマップはレコードに置かれた針の正確な現在の位置をソフトウェアに伝えます。

 

ノイズ感度

 

ここでノイズしきい値を調整することができます。しきい値より値が低い場合プロセスは行われません。 Serato DJの場合、ノイズしきい値は、入力信号が制御信号として判断されない制限値です。つまり値がしきい値より低い場合、ノイズとして判断され無視されます。

針は非常に感度が高く、特に生演奏などの騒音のある環境では、レコードの信号と同様、周辺環境からノイズを拾ってしまうため、この設定が必要となります。

Serato DJをキャリブレーションするには

システムやブース出力でバックグラウンドで音楽を再生しながら、停止しているターンテーブルのレコードの上に針を置きます。CDプレーヤーを使用している場合も同様に行います。キャリブレーション中は、CDデッキを一時停止または停止させてください。

スライダーの移動が停止するまで、予測ボタンを押したままにします。Noise Sensitivityスライダーを左に動かすと、Serato DJの感度を上げレコードの動きを遅くすることができますが、バ ックグラウンドノイズに対する感度も上がります。

各デッキで同様の手順を繰り返します

  • 覚えておくこと:
  • 針は必ずレコードの上に置いてください。
  • ターンテーブル(またはCDプレイヤー)を静止させてください。
  • 再生するバックグラウンドは、設定している再生レベルと同等にします。 再生時は必ずSerato DJをキャリブレーションする必要があります。

 

ヒント:スライダーが右端に大きくジャンプした場合、ターンテーブル/ CDプレイヤー/ミキサーでノイズの問題があります。すべての接続を確認し、お使いの装置が十分に接地されていることを確認してください。ただし、信号品質を改善できない場合もあります。信号品質を改善できなくても再生を継続する必要のある場合があります。この状況ではRELモードを使用してください。

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スコープ

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DJの設定画面上のスコープには、相図のような入力信号が表示されます。スコープのディスプレイに表示される主な要素は、直線の円で表示され、右下に追跡割合が表示されます。

ターンテーブルまたはCDプレーヤーの両方を動作させます。上記のような緑色の円がスコープに表示されます。

内側の輪が円形に近くなるほどより最適なパフォーマンスを実現することができます。必要な場合はスコープズームスライダーを使用してズームイン、ズームアウトを行ってください。スコープのL/RバランスおよびP/Aバランスコントロールを使用して、内側の輪の形を調整します。スコープ表示の左上にある数字はコントロールレコードまたはCDの現在の絶対位置を示します。右上にある数字はRPMの現在の速度を示します。左下には現在設定されているしきい値が表示され、右下の数字は認識できる信号の割合を示します。 この数字は、ステムが適切にキャリブレーションされている場合、85%に近い数字になります。

キャリブレーションのトラブルシューティング

キャリブレーション後、針がレコードの上にあり、ターンテーブルが停止している間、右上のスコープ表示の数字が0.0になっています。

数が動いている場合は、数字が0.0に安定するまで、推定スライダーを手動で右に動かします。-24までスライダーを動かしてもまだ数が動いている場合は、チェーンのどこかに接地または干渉の問題があります。

その場合は、ターンテーブルから出ているアース線がミキサーの接地ポストに接続されているかをまず確認してください。

次に、電源コードや電源ボックスといった電源の横にハードウェアが置かれていないか、ハードウェアに接続されているRCAケーブルが他の電気ケーブルと交差していないかを確認してください。

それでも問題が解決しない時は、設置位置を変える必要のある場合があります。例えば、ベースビンがターンテーブルの真下に置かれていないことを確認してください。

seratoソフト目次・DDJシリーズのseratoソフトを完全マスターせよ

DDJシリーズseratoソフトで迷われたら上記リンクでで目次を参照ください。

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