誰も語らなかったDJの仕事内容と未来のクラブ事情!

誰も語らなかったDJの仕事内容と未来のクラブ事情!

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DJの本当の仕事内容をあなたは、知っていますか?DJが何をいてるか?DJ経験者なら、この後読み進めても、そんな事分かっているよ!と言われそうですが・・・未来のクラブ事情は?時代は回ると申しますが、既存のモノを今風にアレンジして進化させる!イノベーションですね!もう一度言います。DJ経験者の方は読んでも時間のロスになるのでとばしていただいても・・・

近年クラブスタイルは、曜日によりジャンルとDJを変え、毎日営業してきました。週末だけのお店もありますが。お店の経営者側も色々と工夫しながらここ15年やってきていたと思います。しかし、風営法が改正され、また新たな局面を迎えようとしています。

確かに近年専門ジャンルのお店が当たり前です。未来のクラブは、そのコンセプトだけで生き残っていけるほど甘くはないです。

EDM専門店、ハウス専門店、ヒップホップ専門店、オールジャンル店それぞれDJのリーダー(お店のプロデューサー)がいてプラスゲストやヘルプDJで構成され、結構アバウトに一日の店のプレイスケジュールを決めています。簡単に言えば、全てが曜日ごとのDJ任せです。各DJが色々な知り合いやお店にプロモーションして、ゲストを集め常連客を増やしていくパターンです。これだけです。少しはSNSを使っていますが、どれだけの効果があるかはほとんど把握していません。スタッフやDJのブログまかせです。こちらもデータは取っていません。アバウト、アウトロー=カッコイイ!こんな感じです。もう一度断っておきます。全てのクラブがこうだとは言いませんが・・・。

ここからは、未来のクラブ事情。

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店の営業時間19:00〜6:00までの場合、DJの人数5名(3名メインDJ・2名ゲストDJ)でローテーションしていきます。プラス2名の見習いDJが必要です。この内容を聞いて古いスタイルと思った方は、マーケテイングをしっかり学びましょう。今年から風営法も改正されて営業時間も長くなりますよ!特に海外の観光の方々がお店に来店される機会も増えることになります。日本人相手の営業スタイルならば構いませんが、海外のお客の成果も考えるなら営業戦略を見直すべき!今は、ネット社会です!あなたも世界のクラブのランキングを気にしてはいないですか?気にしていない方は、この後読み進めることは、お勧めできません。スマートホンでクラブの世界ランクを検索される方は、読んでいただけると幸いです。

それでは、本題に!19:00営業スタート!見習いDJ(経験2年前後)が機材と照明を慣らすため2人で2時間ほどプレイ。そのときプロDJ(経験10年前後)は1時間ほど機材と照明のチェックを兼ねフロアを確認。見習いDJは、営業時間にプレイするので本気でスキルアップを。メインの時間にプレイが出来るようにLIVEの緊張感を養い回しましょう。プロDJは、スピーカーの割れや、照明の切れは無いか、フロアは大丈夫かなどを再度確認。もちろん、営業時間前に確認はしますがそれだけでは不十分なので本番を含め2度していきます。これは毎日必ず。それからプロDJは、それぞれルーティンが有るのでメインタイムに向けて備えます。

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22:00ごろから盛り上げていきます。23時くらいから1回目のメインタイムになり状況にもよりますが90分前後のプレイ。勿論、メリハリをつけて、経験ある3人のDJプラスゲストDJ2名で22:00~23:00以降交代でピークを作りお客さんが飽きないように営業終了まで作り上げていきます。

プレイ内容は、お店のコンセプトにもよりますが早い時間の2時間ほどは新譜(新しい曲)をメインに。プロモーションを兼ねて曲の癖や照明の相性などをつかむために。もちろん人気の曲も挟みますが、頻度は少ないです。何より新しい曲をしっかりお店とお客様と共に育てるために多く流します。

見習いDJは照明を交代で営業終了まで。そうしながら客層にあったプレイやプロDJのスキルを盗んだりして自分のスキルアッププライベートの練習のために。

プロDJは、3人でチームを組み、その日、その時間の客層を見極め選曲構成を考えていきます。3人のプロDJは、得意なジャンルは有っても出来る限り広いジャンルを扱えるDJが理想。

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プロDJ3人プラス見習いDJがしっかりした強力チームとなり、お客のニーズに合うように選曲構成をし構築。その日1日にベストなローテーションを組み立て。照明などを上手く駆使し異空間に厚みをつけていきます。映像などポイント、ポイントでマッピング的要素を取り入れるのも面白いです。プロDJは、つなぎやMixのスキルが一流なのは当然。お客さんが毎日楽しんで帰ってもらえるように、大きな渦をつくれる選曲構成をし、盛り上がるMix&技を織り交ぜ1つのパートを組み立て全体像をつくりあげます。これがクラブDJの理想スタイル。いかがですか?少しはプロDJがどのように仕事をしているか!いや、していくべきか理解していただけましたか?

 

未来のクラブは、映像的要素も上手く取り入れないと飽きられるのでは?VJ要素ですね!音だけよりも映像などの遊び心を取り入れることによって寿命が長くなる。以前少しはクラブで取り入れられていましたが中途半端でしたね。ただ映像を流せば良いというものではないという事です。もっとやり方が有るのでは?だからVJがフェードアウトしたのだと思います。

上記の内容でそんなにDJの数はいらない!多すぎると思った方は、今一度、考えてみてください。例えば、150人のお客さんが入るレストラン。それ以上に500人以上入るレストランや居酒屋。何でも構いません。人数が大事です。美味しくて、質の良い料理を提供する店で、150人以上入るお店に調理人が2人しかいないと分かったら本当に素晴らしい料理の提供をあなたにしてもらえると思いますか?絶対に思わないですよね!満席で10人くらいのお店なら2人でも十分ですが150人以上のお店がほぼ満席になるなら2人の調理人は少ないと誰でも分かります。調理人もDJも良質なモノを提供しようとすれば最低人数必要なのは、当たり前のことです。ましてや踊りメインのお店なのですから・・・

少し前までのクラブなどは、DJの人気でお客さんを呼ぶ!つまり、DJに集客の80%以上たよった営業でした。小さなお店のイベントなどもしかり!集客を人気DJ本人だけに押し付けていたら、お店の限界はすぐにやってきます。これも先の無いコンセプトですね!

その為、経営がうまく成り立たないのは当たり前ではないでしょうか?日本のクラブ事情を見れば一目瞭然です。現在DJ任せで、クラブやBARなどがイベントをし、盛り上がり、長く続いているお店がどれだけあるでしょうか?・・・

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クラブは、DJ任せでは無く、全てのスタッフが力を合わせて企画、立案、広報、営業、マネージメントしていき、マーケテイングして初めて経営が成り立ちます。しっかりデータを集め、シュミレーションしマニュアルにしたがい生きた情報とデータを日々つかんでいきます。イノベーション、数値化、マニュアル化が必要です。未来のDJを育てることは、未来の踊れる箱を作る事、楽しい出会いを作る事、楽しい仲間が集える空間をつくることではないでしょうか。クラブは小さな人間ドラマの集合体なのです。今更、そんなクラブやBARなど楽しめる箱はいらない!と思う方はこの内容を読んでなんとバカバカしい内容だとお思いでしょう。

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そうです!ばかばかしい話をしていますが、私は、バカバカしいことを本気で出来ることが幸せなことと自負しています。それも大好きな音楽で!! 是非同じようにバカをしたい方は会員登録ください。それから私事ですが、イベントを出来る様ネットワークを構築中です。DJメインの島フェスを開催したいと夢見ているのですが・・・。

チームnagotto

最後までありがとうございました。

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