誰でも簡単に出来るDJのカット・インはこれだ!

 

誰でも簡単に出来るDJのカット・インはこれだ!

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デジタルDJ(CDJ,DDJ,PCDJシリーズのカット・イン)

 デジダル音源のカット・インは、比較的簡単です。立ち上がりなどにタイムラグが無いからです。カット・インするポイントをCUEボタンで待機し、ポイントが来ればPLAY/PAUSEスイッチを押せば後はフェーダーの使い方次第で色々な技のカット・インが出来ます。

 ここでは基本的なカット・インのやり方とちょっとした応用のカット・インを見ていきます。曲の各奏の仕組みの内容を理解している事を前提でお話ししていきます。

まだ、把握してない方は、誰でも簡単に出来るDJ Mixはこれだ!をご覧ください。

 まず、カット・インを上手くするには、つなぎのMixと同じように、B.P.M を計る事ですカット・インとは、比較的極端なスピードの差でも曲と曲を変えることが出来る技の一つです。B.P.M を把握することによって、あまりスピードの差がないカット・インの場合はもとより、極端な曲のスピードの差でも、スピードコントローラーを使い、B.P.Mの差を上手くカバーできることが有ります。

そのあたりのスキルは複雑なのでまたの機会にしますが、まずはカット・インの場合でもB.P.M を意識する癖をつけていきましょう。

ではカット・インの基本的な形を見ていきましょう。

 

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 カット・インは小節数と拍(ビート)をしっかり把握して初めて成功します。曲によっては基本を全く無視して感覚的なものでカット・インする事も有りますが、ほとんどの場合は基本がものを言います。

 間奏が4小節あり4小節目の4拍の次に、ヘッドホンモニター曲の前奏(頭サビ)の1小節目の1拍(1ビート目)をカット・インで変えます。ただこれだけのことです。とはいえ、基本通りの間奏や、前奏(頭サビ)でない曲がほとんどです。しかし、基本がわからないと応用も出来ません。基本をしっかり頭に入れ理解しましょう。

 外部曲の間奏が4小節あるとします。その4小節目の4拍目(4ビート目)が終わり、外部曲のサビが始まる1拍(1ビート目)のポイントの所と、ヘッドホンモニター曲の前奏(頭サビ)の1小節目の1拍目(1ビート目)の所でカット・インします。そこがカット・イン(変える)ポイント。つまりヘッドホンモニター曲をCUEボタンで前奏(頭サビ)の1小節目の1拍目(1ビート目)で止め、PLAY/PAUSEボタンでピッタリのタイミングでカット・インします。トラック1の曲のフェーダーとトラック2の曲のフェーダーの入れ変えるタイミングが上手く合えば成功です。これが基本的なカット・インの変えるポイントの解説です。

各奏と小節数や拍(ビート)を理解していないと、カット・インも上手くできませんし、綺麗に次の曲への移行もできません。カット・インが、違和感無く出来るまで繰り返し練習あるのみです。

応用編01 【3.4拍目(3.4ビート目)=(7.8拍目=7.8ビート目)】でカット・イン

 今度も同じく外部曲の間奏が4小節あるとします。その間奏4小節目の3拍目(3ビート目)からカット・インして行きます。ヘッドホンモニター曲の前奏(頭サビ)の1小節手前の3拍目のポイントの所。つまり、曲にはドラムなどの3.4と言う音を前奏(頭サビ)に入る手前2拍の箇所に独自のインパクトを付けるためドラム音が入る曲が良く有ります。そこの箇所を利用してカット・インするのです。

 ヘッドホンモニター曲をCUEボタンで前奏(頭サビ)の1小節手前の3拍目(頭サビの2拍手前)で止めます。後は同じ要領でPLAY/PAUSEボタンでピッタリのタイミングでカット・イン。トラック1の曲のフェーダーとトラック2の曲のフェーダーを入れ変えるタイミングが上手く合えば成功です。これが1小節手前の3拍目(頭サビの2拍手前)からのカット・インのポイントの解説です。1小節手前の3拍目(頭サビの2拍手前)からカット・インが上手くできるようになるとより一層違和感なくカット・インで曲を変える事が出来る場合がよく有ります。

 

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img_n023 参考 non stop mixはこちら

応用編 02【4拍目(4ビート目)=(8拍目=8ビート目)】でカット・イン

 同じく外部曲の間奏が4小節あるとします。その間奏4小節目の4拍目(4ビート目)からカット・インして行きます。ヘッドホンモニター曲の前奏(頭サビ)の1小節手前の4拍目のポイントの所。つまり、曲にはドラムなどの4と言う音を前奏(頭サビ)に入る手前1拍の箇所に独自のインパクトを付けるためドラム音が入る曲が良く有ります。そこの箇所を利用してカット・インするのです。

 ヘッドホンモニター曲をCUEボタンで前奏(頭サビ)の1小節手前の4拍目(頭サビの1拍手前)で止めます。後は同じ要領でPLAY/PAUSEボタンでピッタリのタイミングでカット・イン。トラック1曲のフェーダーとトラック2曲のフェーダーを入れ変えるタイミングが上手く合えば成功です。これが1小節手前の4拍目(頭サビの1拍手前)からのカット・インのポイントの解説です。1小節手前の4拍目(頭サビの1拍手前)からカット・インが上手くできるようになるとより一層違和感なくカット・インで曲を変える事が出来る場合がよく有ります。

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 応用編01、02をしっかりマスターしてカット・インのスキルを身につけてください。他にも1/3シャッフルビートタイミングをわざとずらしたりする曲も有ります。経験を積んでカット・インのスキルを上げていってください。パッドの登場で色々なカット・インのスタイルが出来るようになりました。自分独自のカット・インの技も作れると思います。サンプリングも多用しながら面白いカット・インにチャレンジしてみてください。次回は、もう少し掘りさげて動画と共に解説したいと思います。

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