3-③ これがDJレッスンの基本だ!(繋ぎ&カットイン)
曲の前奏(イントロ)、間奏(インターリュード)、後奏(アウトロ)チェック
(同じ曲がベスト。用意できない方は下記のMixをお使いください。)
★nagotto/heart beat(EX mixとDUB mix)★
未来のDJ第9弾・はじめの一歩で初歩の練習、アナログベースで練習又は、熟読していただいたと過程してお話しをしますので読んでいない方は、是非、ご覧になってからこちらの3-③ レッスン3をお読みください。
ミキサーのトラック1のフェダーを上げて音をだして、それに合わせてトラック2の曲をヘッドホンで聞きながら音のスピードを合わせていくのですが、あなたはどちらの耳で外部モニター(外に流れている音)の音を聴きますか?どちらでも良いのですが、聞き取りやすいスピーカーのセッティング角度や位置が有りますので上手くセッティングしましょう。
スピーカーセティング
私は、右耳で外部音を聴きますので、向かって右のスピーカの位置を、右耳でしっかり音取りが出来る角度や高さにセッティングしています。例えるなら車のサイドミラーを調整する感覚です。耳で外部の音を見る感覚ですね。ベストな位置を見つけるのが大事です。これも好みですが、ヘッドホンのモニター音の低音はしっかり出し調整しましょう。
さて、本題に入っていきます。ヘッドホンモニターで次にかける曲の頭【曲の前奏(イントロ)】を見つけます。いきなり頭が出てくるDJ用に作られた曲でしたら簡単に頭は見つかりますが、一般リスナーが入手する曲(iTunes、CD、レコードなど)は、頭を見つけるのに慣れるまで難しいと思います。ここでは頭出しが分かりやすい曲を用意するか、もしくは私が提供している曲を使うのも良いかもしれません。
★DAWを使えばEDMもこんな感じで出来ます。参考までに。⬇️
nagotto/wazin=和人(ex mix)B.P.M 125
=繫ぎ=
繫ぎをする場合、曲の頭の見つけ方は、人それぞれですが、次の曲に変えたい部分(次の曲に変わった瞬間の位置ポイント)までの、手前4〜8小節の1番最初の所が繋ぐ為の次の曲の頭になり、曲を重ねていきます。つまり次の曲のピッチをしっかりと手前4〜8小節の所から合わせて、次の曲のフェーダーを上げていき重ねていくのです。そして高・中・低のツマミで調整をはかり、違和感なく繋げたら、まずは成功です。
次にかける曲の繫ぎ終わるポイントまで、上手く繋げたら迅速に外部に流れている曲の音量、高、中、低の音を調整し、サンプリングやアレンジパフォーマンスに備え、また、次の曲の準備をします。DJプレイは、これの繰り返しです。曲の違いで繫ぎの方法など違いはありますが、基本的によくにた技の繰り返しになります。
カットイン
1曲目と2曲目は繫ぎで曲を変えて、2曲目と3曲目はカットインと、曲調によって繋ぎにするか、カットインにするか決めています。まあ、状況によって臨機応変(臨機応用)にするのが良いということですね。余裕が出てくると繋いでる時や繋ぎ終わった瞬間にエフェクトを色々かけたり、ちょっとしたポイントスクラッチをしたりと、繫ぎやカットインに加える小技が出来る様になります。
これも好みですが繫ぎやカットインの練習は、B.P.M 114〜120くらいが一番初心者に分かりやすく、やりやすいと思います。
=繫ぎ=
どうですか数日間練習して、ここまでは出来るようになりましたか!?
繋ぐポイントの数小節前に、頭だしの正確な位置を準備する事が大事です。その箇所をしっかり聞き分け、見つける事が重要になります。何度も繰り返し、他の曲でもポイントの箇所が見つけられる練習をしていきます。下記の図は、デジタル波形の格ポイントになります。参考までに。
かける曲の頭だしの箇所を見つけられる様になったら次は、より綺麗に繋げるために繋ぐ前の曲に間奏(インターリュード)の箇所、曲調が穏やか(静かになる小節)になる箇所の小節数をあらかじめ数えておき、ノートなどに書き留めましょう。間奏(インターリュード)小節数が頭に入ったらその曲の間奏の一番良い箇所の小節数と、次にかける曲の頭(前奏・イントロ)小節数の4〜8小節のピッチを合わせ繋ぎます。上手く曲調がマッチし、ピッチも合い、小節数もしっかり合えば、違和感なく繫ぎが完成できます。と言うたいところですが、ところがどっこいそんなに上手くいきません。【ついおやじ言葉が・・・(笑)】
しっかり最初に自分で選んだ数曲の繫ぎを何度も何度も繰り返し練習し、反復しその都度ノートに失敗した事など書き留め、誰が聴いても違和感がなく繋げる様になって、やっと基礎中の基礎が出来る様になったと言えるでしょう。
それを1週間でやるのか1ヶ月でクリアするのかはあなた次第です。基礎がしっかり出来てこそ、上に上がっていけるのです。しっかり腰をすえて基礎を身につけましょう。後々この基礎づくりが役に立ちます。私はいまだに新しい選曲構成を作る際、変わらず、最初にノートに一曲ずつこの方法で、1つのパート(90分〜120分間)を構築しています。ひとつ一つの積み重ねが大きなかたちになるのです。これはDJプレイだけに限ったことではありません。どんな事でも同じです。それから次のステップに進んでください。
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=DJ なら知っておくべき基本11のステップ ナビ=⬇️
- 3-① どうしてDJ Play前にストレッチが必要か!
- 3-② DJ機材電源のベストパフォーマンスとは!
- 3-③ これがDJレッスンの基本だ!
- 3-④ DJ PLAY中の大切な注意点
- 3-⑤ フェーダーの使い方で大きくMixが変わる!
- 3-⑥ 手動ピッチを使うのが本物のDJだ!
- 3-⑦ CDJ&DDJジョグだから出来ることとは!
- 3-⑧ マイクのまめ知識
- 3-⑨ なぜDJはエフェクトを多用するのか?
- 3-⑩ トークの時のフェーダーの使い方とは!
- 3-⑪ DJトークアドバイス(ストップウォッチ大活躍)