未来のDJ第7 弾・曲の構成を考える必要性!

未来のDJ第7 弾・曲の構成を考える必要性!

従来のDJの場合は、選曲の構成だけでよかったですが、今のDJはそうもいきません。 DJ機材にDAW要素が装備させたことで、ただ選曲をするだけではすまなくなってきています。レコーディング要素が加わり、演奏も選曲構成に取り入れないと宝の持ち腐れになってしまいます。(演奏もしないDJスタイルもありですが・・・)

 

選曲構成の仕込み

演奏の要素を加えるかはDJそれぞれですが、加えるならあらかじめ、どうレコディングするか曲を考えておきます。仕込みとしてDAW(Ableton Live)を使う方が効率も良く、仕上がりも上手くいきますし簡単に行えます。

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合理的な作業をするために、曲と選曲の構成を把握し、同じようなパターンがないか調べながら作成していきます。DAWソフトやDJソフト以外にノートやタブレットなどで、あらかじめ、選曲と編曲の箇所・スコアなどに小節番号を書いておく事も重要なポイントです。

DJソフトのみでの、選曲・編曲構成を組み立てる時も同じく機材任せにしないで、各ポイント箇所をノートやタブレットなどに書いておいた方が後々良いと思います。

例えば、選曲や編曲した曲を90分のパートとして考えたとします。1曲3分半と考えると曲数だけでも約25曲。これだけの曲を前奏(イントロ)、間奏(リフレイン)、後奏(エンディング)を把握して繋ぎ、または、カットインしながら演奏とサンプリングをこなす!まさに「音楽ジャグリング」(笑)・・・そして、状況に合わせて選曲構成も臨機応用に変えていくのです。

しかもお店なら、これを2~3パート。覚えられます?・・・今のDJ機材はピッチ等自動制御されますが他は複雑になってきています。昔スタイルで、ただ繋いでカットイン!また繋いでカットイン!だけだと誰でもできます。

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組み立て&イメージング

今のDJ、未来のDJは機材の装備が充実しすぎて、やらなければいけないことがいっぱいです。これを踏まえれば、DJが曲の構成を考えることは、レゴで何か組み立てていくのに近いかもしれません。レゴは、何でも作れます。ひとつひとつのピースを組み合わせることによって小さい車や大きい車、作っている途中で同じ車両でもワゴン、トラック、バス、建物や公園など、最終的には、街一つが出来上がります。アイデア次第で色んなモノに変化させることが可能です。

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DJの曲の構成を考えるのも、イントロ、Aメロ、サビ、Bメロ、サビ、エンディングといった、それぞれの曲の部分を別々にDAWソフトやDJソフトで組み立てておくことが、レゴで車やトラックを組み立てることと同じ様なことになると思います。街が出来上がるのと同じように1パートの全体像を考えながら繋ぎのポイントなど選曲の構成を立てて行けばいいのです。

人によって、やり方も違うとは思いますが、私の場合は、選曲の構成は全体像をイメージしていき、曲のアレンジは、DAWソフトやDJソフトを使い複数の曲の分部ぶぶんを作り上げていきます。それからリアルタイムレコーディングを何度かして、ここはこうした方がいいかな?とか、ここはこう変えよう!とか。熟成させていきます。最終的には自分に合ったやり方で行うのがベスト。目的にあった方法をとるのがベターだと思います。

毎日楽しくDJ Playするのが1番ですが、時間をつくってスキルを磨く練習もしています。

今は、現役を引退して楽しくやっていますが、未来のDJはやることが沢山あって大変ですね。私も日々新しいDJ機能を楽しんでいます。(引退して今は大したことないですが・・・)(笑)

DJの選曲構成を把握したい方は、DJ機材の間違えない選び方の下記の2-⓵~2-④を順番に熟読することをおすすめします

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DJ番外編’知っておきたいレコードクリーニングのコツ!

DJ番外編’知っておきたいレコードクリーニングのコツ!

 ’16年7月26日

 今回は、レコードやCDなどのクリーニングについてお話ししたいと思います。

あなたは、どのように綺麗にしていますか?ネットで検索すれば色々とヒットしますよね。中性洗剤でぬるま湯に浸けて汚れを落とすとか、超極細歯ブラシで落とすとか、皆さん様々な方法でレコードを大切にされています。嬉しいですね!

 少しお金はかかりますが、電動超音波歯ブラシに電解水をつけて、しつこい汚れを除去しています。それでも落ちない場合は、レコードクリーナー専用に作った石鹸を溶かし、泡にして汚れに直接のせ3~4時間置き綺麗にしています。すごく落ちますのでこれで落ちない場合は、残念ですが諦めます。

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 汚れてしまったレコードやCDを購入して綺麗にした後、品質を保つには中々難しいですが何よりマメさが大事になってくると思います。

 じゃあ毎日レコードやCDを使いまくっているDJはどうしているのでしょうか!?一般の方に比べかなり使う頻度が高い仕事についている場合、ちょっとだけ違うやり方や工夫をしています。

 レコードやCDを一番きれいに保つには使ったら、即、拭く!です。使うたびにその都度拭くのです。1回聴いたらスタイラス(針)も刷毛で汚れを取り、専用液をつけるのです。(当たり前だろ!!)と言われそうですが意外と徹底している人は少ない様です。

 マイクロファイバースポンジを使うと、ホコリや・手アカを残さずキャッチできます。レコードやCDの一番の汚れは手アカですからね。日頃から汚れを溜めないようにしています。  (家内にはレコードばっかり綺麗にしないで部屋も綺麗にして、と怒られていますが・・・)

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まあ、レコードやCDは汚れがノイズになりますが、湿度も大きく関わってきます。長い時間音楽を聴くときは湿度調整をしながら聞くと良いでしょう。私は、ドライ設定で室温23度を保ち、湿度は45%にしています。人それぞれですが快適な状態を保つのが一番ですね。

 最後にレコードジャケットは紙の素材なので、出し入れの祭、紙くずが出ないようにビニールカバー(PP袋レコード専用)か 紙製内袋を使うようにしましょう。紙くずがレコードの溝にたまりノイズの原因になっているのがほとんどです。参考までに。それでは!

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ありがとうございました。

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未来のDJ第6 弾・新たなエフェクト革命!

未来のDJ第6 弾・新たなエフェクト革命!

DJ機材のエフェクトとは、少し前までは(リバース、ディレイ、フランジャー、オートパン、ジェット)くらいでした。今はホール1、ホール2、ルーム、ステージ、プレート、コーラス、シンフォニックなどなど他にも沢山有ります。大きな違いは、大げさなエフェクトだった傾向からシンプルな広がりのあるエフェクトも多く取り入れている事です。DAWソフトでは、自然とさり気なくボーカルやビートにエフェクトをかけてそれを重ねていき、奥行きや深みのあるメロディをつくっていくのが当たり前で、むしろそちらが主流でした。派手にエフェクトをかけるのはタブーなのです。そんなエフェクト等をDJ機材とソフトに装備すると言う事は、つまり

DJ機器も限りなく楽器に近づいているということなのです。新たなエフェクト革命です!(いやもうなってイルカ!)

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エフェクトパラメーターボタンやエフェクトパラメーターツマミがDJ機材に装備されていますが、従来(繫ぎ、変化時)のエフェクト・プラスアルファ演奏しながらエフェクト多用する又は、仕込み用のパートやメロディに付けておくという事もできます。

エフェクト用にタップボタンまであり、B.P.M値に合わせて設定も出来ますし、ビートリピート(ビートに合わせて1/4,1/8,1/16とリズムを刻んでリピートすること)も簡単なことなら出来ます。(DAWソフトならもっと複雑な事も出来ます。)

DJ Playでは従来いらなかった装備も,今は標準装備

何度も言いますがDJ機材はもう楽器です!

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いかにアーティストの曲をかっこ良く、変化させていくか!?ギターリストやピア二ストが一つの曲に新たな息吹(命)を吹き込むのと同じ様に、DJ機材(DJPlay)も同じになってきてます。

(誰か今の海外アーティストに教えてやってくれー!)

DJ機材で、MIDIビートを奏でメロディーを作り、Padやジョグダイヤルで演奏の構成、エフェクトで奥行きをつけ、曲を仕上げる。

まさに、DTM(ダイレクト・トップ・ミュージシャン)ナンテね!

また馬鹿な、夢物語を語ってしまいました。

DJ機材の未来に栄光あれ!

エフェクトの詳しい詳細は、3-⑨エフェクトの使い方をご覧ください。

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未来のDJ第5 弾・注目!PAD機能の進化

未来のDJ第5 弾・注目!PAD機能の進化

Pad機材で有名なのは、ご存知AKAI(アカイ) シリーズですね。他のメーカーに比べ圧倒的Padの使い心地が良いと思います。打ち込みにはキーボードも必要ですが、何を言ってもPadですね!DJ用のビートメイクを制作する時には欠かせません。AKAI(アカイ)のシリーズにも少しクセが有り、打ちやすい機種と、そうでない機種が有ります。(好みも有ります。)

個人的にはスペースをあまりとらない小型のものが使いやすいです。

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DJ Play中にも、Padでベースやビートを薄く重ねて厚みを出し、奥行きを付けたり、ボーカルでいうコーラス的な事をやっています。そのときにPadの感覚が良く無いと今ひとつしっくりいかないですね。それだけPadのフィーリングは大事です。

基本PadやキーボードはMIDIデータですが、DJスタイルで使うのは、オーディオデータの方が何かと使い勝手が良いです。リアルタイム録音ならなおさら。DJ機材(パイオニアシリーズ)は、Padが装備されている機種が続々と販売されています。どれも素晴らしい感度でフィーリングも最高です。Liveパフォーマンスの時も使い勝手が良く楽しんでいます。

DJソフト(SeratoDJ)は、ただMix音楽をそのままリアルタイム録音するだけでなく、仕込んである音楽サンプリングや楽器サンプリングをDAWソフトに直接録音する事もできます。ロール(リピート)を使ったりしてビートを作り、ミックスアレンジも容易にできます。

演奏しながらミックスをしている感覚ですね。

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ですからDJ機材に装備されているPadは確かなものでないとダメですね。

DJスタイルは、機材の組み合わせなど人それぞれ違いは有りますが、ジャンルに関わらずPadのフィーリングと必要性はこれから大きく舵をとると思います。是非、DAWソフトも含めPadの実用性を実感してください。楽しいですよ!(笑)

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未来のDJ第4 弾・大きく進化したミキサーとは!

未来のDJ第4弾・大きく進化したミキサーとは!PC=DJ=DAW

ミキサーの進化

DTMシステムを本格的に揃える時代はもう終わりに来ているのかもしれません。(DJベースのミュージシャンたちは!)

なぜかと言うと未来のDJ第3弾-③でも説明していますが、DJ機器がもの凄い勢いでDAW機能を取り入れて進化しているからです。

PCDJシリーズだけでなくミキサー単体だけでも機能が充実しすぎて、やる事が沢山有ります。昔のDTM(DJ用はなかった)システムのミキサーは、ミキサーにエフェクト、録音機器、モジュール機器など、各種機器の出力を接続し1つの信号にする必要が有りました。セッティングしてバランスもとらないといけませんでしたし、電気代など経費もかさみました。(一長一短は有りますが)

今は、Pioneer(パイオニア) / DJM-S9 – SERATO DJ専用2CHミキサーなどが有り、ターンテーブルかCDJさえ有れば、PCにUSBを繋ぐと、大部分の事は出来てしまいます。(本格DAW機能はまだできませんが)

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DDJ-SX-2、DDJ-SZシリーズとはPlayスタイルは異なりますが、Pioneer(パイオニア) / DJM-S9 – SERATO DJ専用2CHミキサー独自のパフォーマンスが生まれるはずです。

本来録音用ミキシングミキサーは、片チャン(mono)ミキサー(ミキサーフェーダL,Rの2チャンネル)とは違い、DJミキサーは元々ステレオチャンネルなので制作工程の際にも使いやすいと思います。Liveでなくても録音のときに直感的な曲作りやトレーニングPlayが出来ます。ミキサー内に大型PADが装備されているのでサンプリングなども直感的にできますし、楽曲アレンジもスムーズに出来ます。エフェクト機能も豊かに有りますので変化を付けやすいです。従来のPlayスタイルとはかなり違ったものになりますが。

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DJソフト連動

DJ Play の楽しみは、DJソフトにあるといってもよいでしょう。DJソフトには、プレイリスト(Library)、ウェーブフォームディスプレイ(ロードされたトラックの波形表示)、Crate(プレイリストにあるフォルダ)、で構成されています。iTunesのプレイリスト構成がそのまま反映されますし、独自にドラック&ドロップで作る事も出来ます。

プレイリストから1デッキにドラック&ドロップしてロードしてスタートの準備をします。

少し前まではこれで準備は終わりでしたが、今は,これからがDAW的未来のDJの準備なのです。

FLIP MODE STARTボタン(ホットキュー操作などのシーケンスを記録・呼び出し)

つまり

DAWソフト(打ち込み)で言うPlayを録音した上からまた、続けて録音機能をDJ風にアレンジしたのがFLIP MODE START機能なのです。他にも、HOT CUEモードボタンは、キューループモードやクオンタイズ(オン・オフ)、SLICERモードなど本来のDAW機能との違いはあるものの、DJ風に曲を作り上げていく様になってきています。

将来、本来のDAW機能も取り入れながらどちらかの選択で録音編集、又はPlay。 Playと編集を同時に行うなど、録音過程も一新されていくと思います。PCDJのコントローラーであるDDJ-SX-2でさえDAWソフトと組み合わせれば画期的なDJ DAWコントローラーとして使えてしまうのですから!ミキサー単体でもPioneer(パイオニア) / DJM-S9 – SERATO DJ専用2CHミキサ—をDAWコントローラーとして使えますし、Live Play機器の役割も果たします。(本来はLive Playがメイン)

DJソフトの機能は、今は本格的DAWソフトに及びませんが、近い将来、従来のDAWソフト無しで全てが出来る様になるでしょう。(リアルタイムレコーディングは装備されています。)DJ録音で一番欲しい機能はやはり本格的なDJ用シーケンス機能です。録音後修正が行えるので間違ったり、少しアレンジを加えたい時パンチ・イン、パンチ・アウトで自由度は大きくなります。ステップレコーディングも早く取り入れて欲しいですね。贅沢をいいだしたら切りが無いですが、DJソフトにも当たり前の機能になるでしょう。

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=未来のDJ第5弾は、PAD機能の進化をご紹介したいと思います。=

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DJ番外編・ストレス解消も音楽、心を癒すのも音楽

DJ番外編・ストレス解消も音楽、心を癒すのも音楽

梅雨も明け暑い日が続きますね。世の中は正に夏真っ盛りに突入です。

日本全国でイベントの嵐、大きいフェスから小さいフェスまで各地で開かれています。私の地域は瀬戸内なので【瀬戸内国際芸術祭】と言うイベントが3年に1度開催されています。芸術祭と言っても、音楽はほとんど含まれていません。音楽以外の芸術がメインです。

 前置きはさておき、DJ番外編ですが、DJはサンプリングをいかに多用するかということが有ります。色んなサンプリング素材も膨大に有りますが、同じようなモノが有りすぎて分からなくなる時がしょっちゅう。私の場合は、自然豊かなので虫の鳴き声や、鳥の囀り(メジロ、ウグイス)波の音、獣の声などを録音して使っています。変わり種では魚の鳴き声などもサンプリングします。

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 勿論、そのままでは使えないので加工して、エフェクトをかけて使います。ここ数年かなりこれにハマっています。元々環境音楽が好きで、若い頃からデープ・フォレストやピーター・ゲイブリエル、シングル・ガン・セオリーなど好きでよく聴いたり、別ジャンルでは、ニュー・ジャズ(ワーキング・ウィーク、エブリシング・バッド・ザ・ガール等)を聴いていました。大人になればなるほど素晴らしいアーティストだなーとホント!思います。さり気ない自然な一風景を、サンプリングにして、それに合うジャンルに、はめ込み選曲構成して行くのは中々面白いです。マニアックか!?(笑)

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ハイビート=ダンス音楽だけがDJの舞台ではありません。パーティーやお店も、にぎやかなものばかりが話題になりますが、しっとりと、さり気なく自然に近づく(一帯になる)選曲もあります。ラウンジやカフェ、BARなど、ガンガンに音を流すだけがDJの仕事ではないのです。気づかないうちに癒される(なんか落ち着く)空間を作るのもDJの技量なのだと思います。今ではあまりそういうお店は有りませんが、いずれ出てくる気がします。

ストレス解消も音楽!ですが、疲れた心を癒すのも音楽なのです。

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ぶつける選曲だけではなく、包み込む選曲も出来るDJを私は心がけていました。

あなたがエネルギー不足であればこんなアーティストはいかがですか!            エネルギーバンド(Rah Band)

EDMやPOP SOUL、FUNKも大好きですけど・・・。音楽に嫌いなジャンルは有りません。

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未来のDJ第3 弾DJノートパソコン、知っておくべき互換性!

 

未来のDJ第3弾・DJノートパソコン知っておくべき互換性!PC=DJ=DAW

 DJとコンピューターミュージック=PCを始めるには、どんなモノが必要なのか。

最低限のソフトと機材+PC(スペック)のシステム例をあげていきます。

① DJ PC

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今(2016/07/22現在)は、WinでもMacでもさほどスペックの大差は無いですが、相性=互換性で言えば私は、Macを必ずおすすめします!なぜなら、共にハイスペックのPCを使っていますが、Mac(2.3 GHz Intel Quad Core以上、メモリ4 GB 以上)の方 が圧倒的にフリーズやトラブルが少ないからです。

 

② DJソフト

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使っているのは、SeratoDJです。予算が無いならバーチャルDJ(Freeソフト有り)で十分だと思います。スタイルに合わせてソフトも変わりますが、あまり沢山のソフトを使うのは悩みの種になるので私は、出来るだけ絞り込んでいます。色々試して自分に合うソフトを選んでください。

 

③ DJ機材

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全くのビギナーなら、3万円前後のPCJで十分でしょう。楽しみ方は人それぞれなので自分に合うメーカーを探してください。

ハイ・アマチュアやプロを目指すなら間違いなくパイオニアになります。最低でもDDJ-SX-2は必要です。DDJ-SZやそれ以上の機材なら問題ありません。予算が無ければ1、2ヵ月頑張ってバイトでもして予算を調達してください。

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④ DJ DAW (DTM)ソフト

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DAW(ダウ)ソフトはDJを目指すならAbleton Liveがオススメです。多様性に優れていて、音もかなり良いですし、DJ魂をくすぐります!

DJ Playになれて来たらDAWと連携して本格的に活用してください。

DJソフトを使ってファイルをリスト化(iTunes)で連動フル活用。オーディオデータは、容量を多く使うので出来るだけ整理したほうがいいです。

MIDIデータは容量を使わないですが、Ableton LiveでオーディオデータやMIDIデータを融合させますので上手く使わないとPC(メモリーCPU)に負担になります。最終的にはハイ・スペックのPC(2.3 GHz Intel Corei7以上、メモリ16GB 以上)を必要とします。頑張ってカスタムするか、大金を使いましょう。

 

オーディオデータやMIDIデータを上手く活用するのに欠かせないのがオーディオインターフェースです。オーディオインターフェースもいくつかのタイプがあります。最近では各社の電源モジュールにはUSB経由が主流ですので、簡単にオーディオデータやMIDIデータをPCに取り込めます。

オーディオインターフェースも多機能モデルを選ぶと良いでしょう。オーディオデータとMIDIデータを共に使えるモデルが今は沢山あります。昔は別々で大変お金がかかりましたけど・・・。

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DJ機材(DDJ-SX-2等)は、オーディオインターフェース機能が装備されていますがDAWとの連動までは、まだ出来ません。いずれなるでしょう。

その為にも早く!いや、ゆっくりでかまいませんからDAWソフトに慣れることがこれからのDJ Playには不可欠です。シンセサイザやMIDI PAD機器を使いマルチティンバー機能の連動から、いずれ全てがPCJ機器一台(DDJ-SZ-mk3あたり?)のみで完結ことになるでしょう。それ以上になるかも・・・楽しみです(笑)

 

上記にも述べていますが、音源モジュール(ポリフォニック・モジュール又はDTMモジュール)は、色々な音源機器を連結かつコミュニケーションさせる装置と思っていただいても良いでしょう。

 

⑤ アンプ内蔵スピーカー

さあ、一通り機材がそろったら最後にスピーカーが必要です。音を出す為には当たり前ですが、アンプ内蔵なら何でも言い訳ではありません。しっかりした低温が出せるモノで、ボリュームが付いていてPAN(左右切り替え)ダイヤルが付いているのが理想です。DJミキサーに装備されているPANやエフェクトを使って音の広がりや動き、奥行き、空間的な広がりを確かめながらPlayしたいからです。

DAWソフトでも、DJ Playの仕込み、選曲構成、Beat作りに大いに役に立ちます。

安価で理想的なアンプ内蔵スピーカーを選ぶなら昔のキーボード用のモノを探せば良いと思います。ホント良いモノが手に入ります。

ローランドとか?1000円くらいで!

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未来のDJシリーズも続けて行きますが、ご不明な点や質問かありましたら

お気軽にどうぞ。

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未来のDJ第2 弾・日常に潜むDJソフト=DAW

未来のDJ第2弾・日常に潜むDJソフト=DAW

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あなたは今、音楽をどのように楽しんでいますか?

ダウンロード?CD?レコード?それとも月額聴き放題! コンサートやクラブに行ったり。また、自分で演奏する楽しみ、気の合う仲間と集まりバンドを組んで音楽を楽しむ人も大勢います。人それぞれですね。今は、どの楽しみ方もほぼ9割の人がPCを活用しています。すごいですね!

iphoneしかり、ipod、ipadしかり。

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 PC=OS連動でソフトを活用し音楽を楽しんでいます。もはやPC無くして音楽は語れません。大げさですが!(笑)

 私の場合も、たまにアナログオンリーで音楽を聴くときもありますが、約9割PC経由です。それだけ今はコンピューターミュージックがポピュラーな時代と言いますか、ソフト無しでは日常生活は語れません。

 例えば、皆さんもカラオケに行ったことありますよね。カラオケもPCソフト抜きには成り立ちません。また、車のオーディオもHDDに入れてプレイリストなんかを作り、選曲を設定したりとコンピューターミュージックソフトを活用しています。

 

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 カラオケファンの皆さんも知らず、知らずMIDIデーターや音楽モジュールで形成されているバックグラウンドデーターをオケとしてコンピューターミュージックを、マウスの変わりにリモコンのスイッチを押して使いこなしているのかも知れません。面白いですよね。

 さらに、作曲時も既存の音楽からサンプリングしたり、MIDIを活用しメロディーを打って、音楽をつくっていったりと。

 使い方を少し変えて工夫していくだけの違いで、多くの方がコンピューターミュージックのソフトに触れています。

 シンセサイザやMIDIパッドなど音源モジュールが進化した事によって日常の中にコンピューターミュージックが当たり前の様にあります。

 AIがもっと進化すればコンピューターと会話をしながらイメージを伝え音楽をつくる事だってそんなに遠い世界では無くなって来ています。あなたの感性で、オーケストラ的大演奏も一台のPCで簡単にAIと会話しながら出来てしまうのです。

 DJの場合DAWを使いこなす事でEDMが、今は作れてしまいます。勿論根気は要りますがかなりハイ・レベルの曲まで出来ます。

DJ Mixのやり方次第でどんなジャンルの曲も作れます。

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DTM(デスクトップミュージック)システムが大きく向上したおかげで今はほとんどの事が自宅でも録音出来ます。特にEDMやダンス系の音楽は容易に出来る様になりました。

 だから、これからはDTMやDAWを多いに活用すればミュージシャンに近づき、そしてスタジオミュージシャンになれるかもしれません。

マメさは必要ですが・・・(笑)

 好きになれば全く苦にならないでしょう。だって楽しい事だったら問題ないですよね! (好きはモノの上手なり!)って言いますし・・・

 DJ機器にもソフトありきでプレイする事が当たり前になって来た時代ですから、これからのDJは、シーケンスを使いこなさないとスキルが向上しないと思います。シーケンスとDJ機材をいろんなカタチで使いこなす事で選曲構成など面白く楽しめるのでは無いでしょうか。ただ繋ぐのでは無く演奏をジョグダイヤルでしたり、パッドなどでべースラインを作りサンプリングで演奏しながら繋いで行き、構成していく。

今でもこれに近い事をやっていますがもっと進化したスタイルが確立されていくと思います。

 ホント楽しみですね!皆さんも挑戦して見てはいかがですか。

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未来のDJはDAWとは!

 

未来のDJはDAWとは!(デジタル・オーディオ・ワークステーション)

 

初めに私がコンピューターを活用しだしたのが、1993年、厚みのあるモニターと白い無機質なBox、HDDが160 mbのMac(LCⅢ)でした。無論お分かり頂けるとは思いますが音楽をMixしてスムーズに動くわけもなく、なんだ!この高いガラクタは!と思っていました。それが当時の私の音楽用コンピューターいわゆるPCの始まりなのです。これからはPCと訳して進めさせていただこう。(当たり前か!)(笑)

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 35歳以下、いや30歳以下の人には全く想像がつかないかもしれませんが、これが一般家庭のPC時代と言うか歴史でもあります。

 つまり、一般的な家庭で音楽や、まして映像を総合的に自由に、そしてスムーズに使えるようになってきたのはまだ、ここ10~15年の話なのです!

趣味で音楽鑑賞、画像編集、少し上を目指し動画編集とPCがスムーズに、そして快適に動く環境が整ったのはつい最近の話なのです。

 DJがアナログ時代からデジタル時代に本格的にシフトして世の中に浸透し始めたのもまだ、10年足らずです。各種メーカーがしのぎを削り、日本が誇ってきたPioneerもDJ機器から撤退!DJの未来はどうなるのだろうか?!・・・(個人的に勝手な心配)

 ここからが本題!DJを楽しんだり、プロDJを目指したりする前にどうしても将来避けて通れないのがDAWなのです。PCDJが将来本格的スタンダードになる近未来?!必ずDAWありきというか、セットと言うか確実に当たり前の様に組み込まれていくでしょう。

今のDDJ-SX-2でさえクオンタイズやピッチべンデットなどDAWで当たり前に使っている機能が入り始めているのですから!!!

 いずれDDJ-SX-2やDDJ-SZなどの後継モデルのプロ仕様のスペックにも、DAWソフトを使わなくても直接モニターにMIDI変換やスライスなど簡単に楽しめるDAW的機能が導入されるでしょう。

(Live9を使えば簡単に今でも出来ますけど)

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 要するにDAWの良いとこ取りが、ドンドン追加されていくようになると思います!

ですからDAWソフトの機能がわからないと今のスマートフォン(ポケットサイズPC)のように機能の10%も使わないってことになるでしょう。自動でピッチ合わせした曲を適当にフェーダーの上げ下げだけで、スキル無しのパフォーマンスやなんちゃってDJ!が増殖していくだけになると思います。

DJもすべてが自動化!

(車と一緒?もしかして電脳ロボットDJ=通称・ AIDJ ‐エイド・ジェイ・・・)

(笑)そんな事あるわけ無いか!

 あくまでも想像の世界ですが、まんざらでも無いような気もします。話は戻りますが1993年から見ても今のDDJ-SX-2の機能やMacで使えるDJ用ソフトやDAWは凄いです。いや凄すぎます!1984年頃のアナログ中心の機材から見れば今はかなりSFです。

 一般にDJが浸透していくのは非常に良い事なのですが、その浸透の仕方とアフターフォローが日本には無さすぎる様な気がします。メーカーは売るだけにしか力を注げず体力がなくなり衰退していく。販売側は育て方の迷路に迷い出口がわからない。DJプレイヤーは経験もさほど積めず舞台に立ち、勢いだけで進んで行く。リスナーはどんな曲が良いのか分からない(自然になじめない)これだけのSNS情報社会なのにも関わらずです!

 このギクシャクな理由は文化なのだと思います。日本には音楽(洋楽)を小さいころから聞く(自然に)文化がないので、いきなり二十歳前後で洋楽を聞いても中々なじめないのです。ですからそこから変えないと一時的な流行りで(洋楽=DJ)終わると思います。

 もう終わっているかも・・・(笑)

 決して未来が無いわけではありません。小学校の体育の授業にダンスを取り入れたりと少しは変わって行こうとはしていますが、そこで止まっているような!

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昔の英会話と一緒ですかね。日本の学校での英語の授業でそのまま海外に行くと役に立ちますか?・・・

 想像すれば一目瞭然です。音楽の場合も同じです。いやもっと遅れているかも!

どうしましょー!?

 色々な案は浮かびますが、それが果たして良いモノか、悪いモノか?

 ・アニメでDJ関連のものを創るとか?

・ベビー関連グッツにDJ(洋楽)テイストを盛りこむとか?

 

 他にも沢山案は有りますが切りがないので一例だけのせておきます。子供時代から自然と洋楽に触れ合える環境の中で育たないと変わらないと私は思います。

 世界に誇れるスーパーDJが、日本から生まれるのもそういう流れが無いと難しいのではないでしょうか。だからDAWなのです!

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 リズムマシンから始まり今やPCでDAW。Beat作りから音加工、素材作りなどやる事はまだまだ沢山あります。Liveパフォーマンス(Clubやコンサート、パーティー等)のDJもこなしながら自宅スタジオでは曲作りやMix編集と加工など。ただクラブでDJしてるだけのDJはもうDJじゃない時代がすぐそこまで来ています。

DJ=ミュージシャンと言うわれる時代が、当たり前になる時代が!日本はかなり遅れていますが、追いつくのでしょうか?それとも日本独自のガラパゴススタイルでごまかすのでしょうか?・・・正直分かりません。

 世界のDJがDAWと言うスタイルを確立していく前に、日本のDJが早めに取り入れることが出来れば追いつくような気がします。間違ってはいけないのが邦楽でやっても世界の舞台には立てません。(売れてから後ですればいいことです。)

洋楽=海外のメジャーチャートに認められるDJでないといけないということです。

 いかがですか?

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偉そうに聞こえたならすみません。ただ未来の日本DJの事を考えるとつい熱くなりまして。私自身も決して有名DJではなかったのにと怒られそうですが・・・

大人のたわごとです。(笑) 流してください。

DAWの必要性や機能のすばらしさはこれから少しずつご紹介していきたいと思いますので機会が有りましたら又のぞいてください。

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実はEDMの原型になっているかも!?

実はEDMの原型になっているかも!?

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 Pick Up

 今回取り上げるのは、1981年から1984年までに良く車で流していた曲をピックアップ。 気分転換に夜の高速に乗り、コーナーを攻めて(攻めたと言っても速度60km!ビビリな者で(笑))スピードと光の世界にとけ込めるバッググラウンドアーティスト、ディペッシュ・モードです。

彼らのデビューのきっかけは、東ロンドンにあるパブ「ブリッジハウス」のステ−ジで演奏を見た、ミュート・レコードのダニエル・ミラーに声をかけられたことが始まりです。この出会いが、ディペッシュ・モード、つまり彼らの運命を大きく変えました。彼らは1981年2月にデビューシングル「Dreaming of Me」を発表。 全英チャートで57位を記録。そして「Just Can’t Get Enough」では全英チャート最高8位と大きな成果を出していきました。発表したアルバム『ニュー・ライフ』は全英チャート10位を記録し、雑誌から好評価を得ます。当時、日本の関西エリア(とくに京都、大阪、神戸)クラブディスコ(ポップディスコ全盛時代“地下の小さなハコ”でアンダーグラウンドばかりを流していたお店の事)で流される機会が多くなりました。1983年頃の時代はニュー・ウェーヴの最盛期であり、新たなジャンルの波とウネリが来ていました。個人的にも大好きなジャンルのひとつです。

元々、学生時代の結成されたバンド(no romance in china)で活動していて1980年に(composition of sound)を結成し、3人組で活動。1981年に新たなメンバーを加えた体制のバンド(Depeche mode)でプロデビュー。ヴォーカル、ギター、シンセサイザー、の組み合わせと言うバンドスタイル。特にシンセサイザーを軸にした印象のバンドです。個人的にはインストゥルメンタルの作品のインパクトが強かった気がします。(夜の高速道路のB.G.Mも勿論インスト)

しかし1987年に発表された『ミュージック・フォー・ザ・マスィズ』頃からメンバーの人間関係のすれ違いが生じはじめ、苦労を重ねたようです。現在も活動はしている様ですが、大きく表舞台に露出されることはないです。

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 ディペッシュ・モードのシンセ音源(デジタル音源)は、今のEDMに大きな影響を与えていると思います。45歳以上の方ならスグにディペッシュ・モードね!と聴けば分かりますが20代、30代の方はそれ誰?と思うのでは。ましてやデビュー当時のディペッシュ・モードなんて!・・・

でも20、30代のリスナーでもダフト・パンクはご存知でしょう。彼等も少なからずディペッシュ・モードの影響を受けています。深くさかのぼれば、デジダル音源のテクノとファンク(テクノは、Y.M.Oやクラフトワーク/ ファンク要素はハービン・ハンコック)の影響、その間にあるのがシンセ主体のディペッシュ・モード初期のインストと言う事になると思います。

ダフト・パンクのワン・モア・タイムはダッキングというエファクト要素をふんだんに使い、今のEDMの原型にもなっています。

つまり、エレクトリック・ダンス・ミュージック(EDM)はデジタルエファクトをふんだんに使い、踊れる要素を入れた音楽という訳です。

いかがですか!今のEDMがディペッシュ・モード影響論!!!

信じるか!? 信じないかは!?  あなた次第です!

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